椅子の座り方が肩こりに影響している

2017年7月27日

欧米人と日本人
胸を張った欧米人に比べ、日本人は猫背が多い傾向に

姿勢が歪んでいると不自然な体制から無理がかかる箇所が出てくることとなり、その結果肩こりとなります。

立つ姿勢、座る姿勢どちらの場合でも背筋を伸ばすようにしましょう。胸を張った姿勢は、周りから見ても見栄えがよいことや、前後左右にもバランスが良いことで肩こりになりにくくなります。

猫背の方などの場合は、市販の矯正用ベルトにて正しい姿勢へ修正していくことも大切になります。

椅子に正しく座ることを心がける

デスク周りで使用されるチェア(事務チェア)のほとんどは高さを調節できると思いますので、自分にあった高さへ調節します。

適切な高さは、かかとが地面に着いた状態で、ひざが直角になる位置です。裸足の場合とスリッパや靴を履いたの場合では適切な高さが違ってきますので、履き物の高をふまえた上でベストな位置に調節しましょう。

前傾姿勢で座る

主にキーボードを多用する方。または、ペンを持つ事が多い方の座り方です。椅子の座面にはほとんど触れず背筋をまっすぐにして座ります。正しい椅子の座り方のお手本のような姿勢です。

これまで姿勢の悪かった方や猫背の方などは長時間正しい姿勢で過ごすのはきついと思います。そんな時はバランスボール(ヨガボール)をお勧めします。

バランスボール
バランスボール。これに座ると背筋がまっすぐに

バランスボールとは巨大なゴムボールです(直径55~75cm:身長による)。もともとフィットネスにて使用されるボールですが、これに座ると転ばないように体がバランスをとり最も転ばない安全な姿勢(正しい姿勢)となります。

ボールに座ることは最初はきついですが、慣れてくると10時間でも座れます。運動不足で腰痛になった方にも有効です。

正しい姿勢で長時間座ることが困難な場合は、姿勢を正しくする事務椅子を使うことにより正しい姿勢を保つことが出来るようになります。

結果として悪い姿勢からくる緊張(肩こり)が原因である場合は、症状が軽くなるでしょう。

後掲姿勢で座る

後掲姿勢
後傾姿勢。手に何も持たず肩の力を抜いている状態。

ペンを余り持たない方の椅子の座り方は、この姿勢が多いようです。

背中をいすの背もたれにべったりと付け、肘は椅子の肘当てに乗せます。高機能の事務チェアの場合はヘッドレスト(のような部分)がありますので頭部もべったりくっつけます。

仕事中にずっとこの姿勢でいることは難しいですが、腕と頭部の重量が軽くなりますので肩への負担は減ります。

また、キーボードを打つ姿勢と比べて上半身の筋肉の緊張が少なくリラックスできますのでコリにくい姿勢といえます。

但し、片方の肘に体重をかけたり、背中が丸くなったりと悪い姿勢になりやすいので注意が必要です。

背筋がまるくならない椅子選びを

背筋がまるくなることは腰痛持ちの方には悪影響であるといえます。腰部分を支える(背骨のS字カーブを維持する)機能の付いている事務チェアをお勧めします。

正しい椅子の姿勢に関してまとめると、

  • 片方の腕に体重を乗せないこと
  • うつむき加減、前かがみにならないこと
  • 腰がまるくならない。おしりを突き出した感じにする
  • 腰から上は背骨がまっすぐに

正座の姿勢での上半身の形が、椅子に座った状態でも保てるようにすることです。

椅子に座る姿勢 正しい座り方について

正しい姿勢で椅子に座る事は、肩こりを改善する上で重要となり、様々な肩こり解消法を行っても椅子に座る際に肩や首に無理な負担をさせるといつまでも肩こりの症状となってしまいます。

座る姿勢が腰が丸くなってしまう場合には、腰の部分にクッションを入れて腰をまっすぐに伸ばせるように調整していきましょう。

胸を張った姿勢で椅子に座る習慣を

また、背中がまるくなったり、頭(あごの部分)を前につきだした姿勢の座り方である場合には、姿勢を正す姿勢矯正ベルトを使用してみましょう。胸を張った状態で、腰から頭までがまっすぐになるような姿勢になるように心がけましょう。

パソコンなど手を使って作業する場合には、椅子の背もたれには触れないようにし、椅子の座面の前半分に座るようにして腕が動かしやすい姿勢をとりましょう。

肘掛けが付いている椅子を選び、手が作業していないときには肘掛けに腕を休めるようにして、上腕から肩甲骨に掛けての微妙な筋肉の動きを休めるようにしましょう。

椅子の高さを最適に調整すること。高さが適切だと正しい姿勢になります。

椅子の高さの目安は座った状態で膝の曲がる角度が90度になる位置です。椅子の高さが高くても低くても正しい姿勢にはなりません。

そして、肘掛けの高さも手の位置から方の位置までが90度に近くなるように調整します。肘掛けの高さと机の高さが同じ状態になることが望ましいですが、机の高さ調節が出来ない場合は、机の高さを基準にして椅子の高さを調節していきます。

日頃の生活習慣と姿勢、運動量などを改善していく

悪い姿勢を続けていると肩こりになることが分かっていますが、肩の筋肉からつながっている腰も痛くなることがあります。腰痛になる原因は多くありますが、非常に多いのが腰まわりの筋力の低下です。

日ごろから運動する習慣にして筋力をキープしておけば、長時間椅子に座っていても痛くなる事は無くなります。腰の筋力を強化するのは筋トレなどをする必要はなく、有酸素運動をすることが有効となります。

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